【質問】
「Excel -マクロを実行」アクションにてマクロ実行中にエラーが発生したが、AutoMate上ではエラーにならず、実行中のまま停止した。どのように対処したらよいか。
【回答】
AutoMateの仕様上、Excelから出力されたメッセージを識別できずに、表示されたダイアログボックスに対応するまで応答待ち状態になります。
(同じファイルを既に開いていた場合に読み取り専用で開くかを聞かれ、対応するまで応答待ちになる事象と同様の事象です)
そのため、マクロのエラー発生時にAutoMateを停止させたい場合はExcelのマクロを変更する必要があります。
例えば、
・マクロ自体をエラーが発生しないように変更する
・エラー時にダイアログボックスが表示されないように変更する
があげられます。
上記の場合、AutoMateはエラーとはならず、正常終了します。
AutoMateからもエラーを発生させたい場合は以下のように処理します。
①マクロエラー時に数秒(例:10秒)停止する処理を追加
②AutoMateの「Excel - マクロの実行」アクション[エラーの原因]タブ内、
[タイムアウト後に失敗]を停止時間より短い時間(例:5秒)に設定
上記の設定を行うとAutoMateはタイムアウトで失敗し、エラーを発生させることが可能です。
なお、タイムアウトで失敗させる場合Excelファイルは保存されない点にご留意ください。