【課題】
以下の内容を満たすタスクを作成してみましょう。
■1. 事前準備
・お使いのPCにInternet Explorer以外のブラウザをインストールします。
(本問題および解説ではFirefoxを使用しますが、Chromeでも同様の手順で作成できます)
・必要なファイルを以下のダウンロードサイトからダウンロードしてください。(ZIPの内容はCSVファイルです)
https://www.sct.co.jp/download/automate/Sample_Task/00010234/00010234.zip
※本コンテンツは、AutoMate 自習用コンテンツ その9の内容を前提としています。
■2. 内容
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マウス操作・キーボード操作のみでデータの入力・確定を実施します。
「Webブラウザ」アクションを使用しての操作は本コンテンツでは禁止とします。
※背景:どのようなお客様でもフリーで利用可能なクライアントアプリが存在しない為、本コンテンツではChromeまたはFirefoxをブラウザ操作不能なアプリと見立てて操作します。
自習用コンテンツ その9ではインプットの内容が固定でしたが、今回はCSVファイルの内容をインプットにしてデータを処理します。
CSVファイルは、以下のようなデータが並んでいます。
(図1. CSVファイルの並び)
CSVに入力されたデータをすべて入力します。
1件入力したら、また受注入力画面に戻って次の行を入力するようなイメージです。
また、スクリーンショットを取得する際は、ファイルの名前を「%商品コード%.png」のような可変値とします。
※同じ商品コードの受注は考えないものとします。
「商品コード」「受注単価」「数量」「備考」については入力する値を変更するだけで済みます。
一方で、「倉庫」「配送区分」「保留」については、入力する値に基づいて操作を変更する必要があります。
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■3. 前提
・「倉庫」のプルダウンメニューや「配送区分」のラジオボタンの内容は、今後も変化しない(追加、削除はない)想定であるものとします
・入力時点で、入力項目のチェックは行わなくてよいものとします。つまり、プルダウンリストで何が選ばれているか、などのチェックを行う必要はありません
・「ブラウザを開く」「ブラウザを閉じる」「画面コピー(キャプチャ)を取得」する操作については、必ずしも「入力」アクションで実施しなくてよいものとします
■4. 処理を作成する上での禁則事項
・Webページの操作において「Webブラウザ」アクションおよび「対話機能」アクションの使用は禁止です
(そもそもブラウザがChromeの場合、対話機能アクションは利用できません)
・「Loop」アクションを使用せず、5行分のデータの処理を全てハードコーディングするのは禁止です
■5.ヒント
(ヒントを見る際は、それぞれの項目をクリックして展開してください。なお、自習用コンテンツ その9で記載済みのヒントは省いています。)
ヒント1
CSVのデータを一括でデータセットとして取り込むには、「ファイル システム - CSVからデータセット」を利用します。
ヒント2
「商品コード」「受注単価」「数量」「備考」については、自習用コンテンツ その9で固定値だった内容を可変値にするだけで問題ありません。
一方、その他の内容については値によって画面操作が変化するので、IF条件で場合分けをする必要があります。
ヒント3
「倉庫」が「東京」の場合は「DOWN」キーが1回、「大阪」の場合は「DOWN」キーが2回になります。
選択肢はその2つしか無いので、「東京」と「それ以外」または「大阪」と「それ以外」で条件分岐して問題ありません。
ヒント4
「配送区分」が「緊急」の場合は「RIGHT」キーを押下する処理が必要です。
ヒント5
「出荷保留」が「保留」の場合は「SPACE」キーを押下する処理が必要です。
ヒント6
確定後の画面で、「TAB」→「ENTER」の順に押せば「戻る」ボタンを押して画面を戻すことが出来ます。
ヒント7
商品コードの入力開始 ~ スクリーンショットを撮って画面を戻すまでが繰り返し処理です。
■6.解説
以下のページをご覧ください。
https://automate.sct.co.jp/knowledge/12044/